One Friday night in Turin
Friday, March 13th, 2009疲れ果てた一週間。
土曜も仕事が残っている。
帰宅し、まずは二人のお気に入りの音楽をかけつつビールでお互いを労う。
今夜は何を食べようか。とりあえず鍋を火に掛け、お湯が沸くのを待つ。
どちらからともなく残っている食材を冷蔵庫から取り出し、適当にパスタを作る。
一週間の愚痴やらなにやらを吐きつつ食事を終え、今度はカフェモカを火に掛ける番。
その間コロンビア人のフラットメートは手巻きの煙草をこしらえる。
待つ必要がなくなっては意味が無くなる待ち時間。直火式のモカが音を立てる。
イタリアの「コーヒー」はそもそもエスプレッソが普通。
ミルクを入れるのは「女々し」いのに砂糖を入れるのはそうじゃない。
二人してゆっくりコーヒーを味わった後、バルコニーに出て彼の一服につきあう。
いつからか日常になったこの一日の締めくくり、金曜の夜はまた格別。
トリノを離れた後、いつかまた今聞いている音楽を何とはなく聴くときが楽しみだ。
そんなことを思った金曜、トリノの夜。